在宅で療養される対象者様は、疾患を抱えていたり高齢であることが多く、健常な方に比べて免疫力が低い状態であるため、感染症予防には特に神経を使っています。

11日に1件の訪問スタイル

1日に1件の訪問スタイル

アラジンケアの看護師は、原則として1日に1件のお客様を訪問するスタイルです。お客様が希望される訪問時間(滞在時間)と看護師が働ける時間帯をマッチングしているからです。このシステムによって、他の訪問先から細菌やウイルスを持ち込むリスクを避けています。

2ケア前の手洗いとうがいの徹底

ケア前の手洗いとうがいの徹底

アラジンケアの看護師がお客様宅を訪問した際には、対象者様のケアにあたる前に、しっかりと手洗いとうがいを行います。ケア前の手洗いとうがいは、ご家族にも徹底していただいています。また、季節性インフルエンザなどの感染症が流行する冬季などは、お客様の玄関先にて除菌剤等による全身の除菌を行うこともあります。

3マスクやエプロンの着用

マスクやエプロンの着用

対象者様のケアにあたっては必ず声かけを行いますので、飛沫感染を防止するためにもマスクの着用は必須です。また必要に応じて使い捨てタイプのエプロンやガウンを着用する場合もあります。
口鼻腔や気管切開部からの吸引を行う場合には、もちろん使い捨てタイプの手袋を着用し、アルコール綿による消毒を適宜行います。

4居室内の衛生環境の維持

居室内の衛生環境の維持

感染症対策の基本として、対象者様の持つ免疫力を下げないよう居室の衛生環境を良い状態に保つことも重要です。まず、対象者様の療養場所である居室は、ご家族の協力も得ながら清掃を徹底します。そして室温は常に暑すぎず寒すぎない温度に保ち、湿度も適切に管理します。特に冬場などは窓に結露が生じることがありますが、放置しておくとカビの発生要因になることがありますので、これも適宜拭き取ってしまいます。もちろん看護の基本として、適宜換気を行います。また、生活サポートの一環として、冷蔵庫内の食品管理といったことも行います。食中毒も感染症の一環として予防に努めることも看護師の役割なのです。

感染症対策は、一人一人の看護師が、ひとつひとつの細かな作業を積み重ねることが大切です。毎回、必ず実施することで、感染リスクを最大限下げることができるのです。アラジンケアでは、これらの基本を徹底できるよう、お客様毎にマニュアルを完備し、また看護の基本である『清潔』に対する意識を向上できるよう常に注意喚起を行なっています。

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